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高校野球史上最高の試合

甲子園の歴史の中で「神様がくれた試合」、「最高試合」とも呼ばれる、伝説の一戦がある。

名前にたがわぬ非常にドラマティックな展開で、後にも語り継がれるようになった。

1-1で延長に入ると、12回表に星○高校はヒットと四球とエラーで1点を勝ち越す(2-1)。

12回裏、簡単に2アウトを取られた箕○高校だったが、A選手がラッキーゾーンへ飛び込む同点ホームランを飛ばし、試合は振り出しに戻った(2-2)。

14回裏、箕○高校は盗塁などを重ね、ランナーを三塁まで進めてサヨナラの絶好の機会。

しかし、三塁ランナーのA選手が隠し球で刺され無得点に終わる。

16回表、星○高校にタイムリーヒットが出て再び勝ち越す(3-2)。 16回裏、箕○高校は簡単にツーアウト。バッターボックスには先ほど隠し球でアウトになったA選手。

そのA選手も1塁側のファールフライを打ち上げてしまった。
これを取れば試合終了。
だれもがゲームセットを確信した。

だが、1塁手のA選手は人工芝に足を取られまさかの落球。

しかし落球したとはいえ、2アウトでランナーなし、カウントは2-1とあと1球で試合が終わることには変わりのない状況だった。

その何秒かのち、「甲子園球場に奇跡は生きています!」というアナウンサーの名言とともに、A選手の放った打球はスタンドへと吸い込まれていった(3-3)。

18回裏、これを抑えれば再試合。
だがすでに星○の○○投手にはその力は残されていなかった。
サヨナラタイムリーで試合は終わった(3-4)。

しかし、このできすぎとも言えるような感動的な試合の何ヶ月か後に、ある噂が流れたのだ。

それは、16回裏に取れば勝利のファールフライを落球してしまったA選手が自殺したというものだった。

A選手は自分のしたエラーの重大さに心を痛め、首を吊って亡くなったという―。

高校野球史上最高の試合と言われる陰には、実はこんな痛ましいエピソードが横たわっていたのだ。
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