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前野小平治埋蔵金

江戸時代、知多半島南端で商才と地の利を生かし、五代目の頃には有数の回船問屋として成功していた、備州内海の回船問屋、前野小平治。

それとは対照的に、内海を治める尾張藩は財政難であり、小平治に数十万両の借金をしている始末。結果的に目の上のたんこぶとなっていた。

1833年(天保四年)、かの天保の大飢饉が東日本を襲い、凶作続きで江戸の食糧不足は深刻化したのだ。

江戸の奉行たちは商人や問屋に協力を要請するが、ないものはない。

そこで小平治が援助を行い、江戸の危機を救った救世主として名を馳せることとなった。
しかし、これが仇となる。

大量の借金があるゆえに貸し渋られる尾張藩としてはすこぶる面白くない。

自分たちには貸さないくせに、江戸にはいい顔をする小平治に対し、ついに尾張藩は小平治を取り潰しにして借金をうやむやにしてしまおう…という暴挙にでたのだ。

しかし小平治も当代きっての商人。財宝という財宝を埋蔵することで取り潰しに対抗した。

ここでかの『前野小平治埋蔵金伝説』が誕生したのである。

場所は愛知県知多郡南知多町。
屋敷からそう遠くには出来ていないだろう、という推測から、旧屋敷跡地を中心に発掘が続けられているそうだ。
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