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バビロンの空中庭園

「空中庭園」は、メソポタミア地方、バビロニア帝国の首都バビロン(現在のイラク、バグダッド辺り)の王、ネブカドネザル2世によって紀元前600年頃に建設された。

この当時、バビロンは「世界一の都」と言われるほど栄えていたそうだ。

この空中庭園は、縦・横125mの基壇の上に5段の階段状のテラスがあるピラミッド型の建物で、高さは105mにもなると考えられている。

庭園の各テラスには様々な植物が植えられており鑑賞用植物だけでなく、野菜や香辛料なども植えられていたという。

またテラスからテラスへの移動は階段を使っていたという。

空中庭園を建設する事になったきっかけは、王妃アミティスがバビロンの砂漠の気候に慣れることが出来ずにいたので、ネブカドネザル2世が王妃の故郷に似せた緑の豊かな場所を造ろうと考えて建設したとされている。

この庭園は名前の通り空中にあったわけではなく、遠くから見た時、あまりの大きさに空中から吊っている様に見えたので「空中庭園」と言われたとされており、他にも「架空庭園」「吊庭」などと呼ばれていたという。

このように訪問者を驚愕させるほどのすばらしい庭園だったのだが、この空中庭園の謎はどうやって水を最上部まで配給しているのかという点で、近くのユーフラテス川から汲み上げた水を使っていた事は間違いないと考えられているが、給水システムについて詳しいことは判っておらず、有力説として大型の水車を各フロアに設けてそれを使って上段のフロアへ汲み上げたのではないかと考えられている。

その後、バビロニア帝国は紀元前538年にペルシャ軍によって征服され、その時に空中庭園も破壊されて現在は残っていないそうだ。
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